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泣かぬなら・・・

今回は趣向を変えて、
有名な戦国武将の句を使って写真を紹介してみます。

              「泣かぬなら殺してしまえホトトギス。」 織田信長
泣かぬなら・・・_b0158923_21493652.jpg

                     生物:ニセアカホシカクレエビ

どうせ綺麗に撮れない透明な体ならいっその事、
殺して(消して)撮ってみようと思い体を完全にぼかして撮ってみました。

後ろをぼかす為にF4.5(S5ProのMAX開放)にして撮ってるので、
なかなか目にピントが合ってる写真が撮れず結局こればっかりではないですが、
3ダイブ程かけてようやくイメージに近いのが撮れました。

開放してエビの目にピント合わすの難しいですわ。
(写真が小さいので目が見にくいです。)

正直、写真としての出来は???な感じですが、
このタイトルを付けたくて結構頑張って撮りました。

              「泣かぬなら泣かしてしまえホトトギス。」 豊臣秀吉
泣かぬなら・・・_b0158923_21495348.jpg

                        生物:ウミウシカクレエビ

この句と写真を見た時に「あぁ~なるほどね」とうなずいた方は、
良くこの生物の事を分かってる方ですね。

ネタにしておいてなんですがこの写真のコメントについてはナシです。

書いてしまうとシーシェパード(動物愛護団体?)に、
潜ってる時にタンクのバルブを閉められてしまいそうなので。(笑)

               「泣かぬなら泣くまでまとうホトトギス。」 徳川家康
泣かぬなら・・・_b0158923_2150945.jpg

                 生物:ニチリンダテハゼ×コシジロテッポウエビ

ハゼだけ普通に撮っても面白くないので共生エビが出てくるのを待って撮った写真。
今回はハゼ×共生エビですが、基本的にハゼはヒレが開くの待ったり口が開くの待ったり、
ジリジリとゆっくり寄ってみたりと忍耐力が必要なのが多いですね。

あとこれも分かる方には分かると思いますが、
モデルのニチリンダテハゼは共生エビと同じ位の小さな個体です。

今回このテーマで日記を書こうと思い写真を探していて思ったのですが、
このテーマで自分の写真を見返してみると結構自分の撮影スタイルが分かりますね。

僕は完璧に徳川家康タイプではないです。
待って(粘って)撮った写真が水中写真を始めた頃の6年前の写真しかないなんて・・・

たまにハゼの写真少ないなと自分でも思う事があったのですが、
何でハゼの写真が少ないかようやく分かりました。
粘って撮る被写体が嫌い(苦手)なんですね。

あなたの撮影スタイルは武将に例えると?
by kazemakase38 | 2009-03-04 21:55